樹脂/複合材
プラスチックは「熱可塑性樹脂」と「熱硬化性樹脂」に大別されます。どちらも熱を加える事で軟化しますが、一度、冷やされて固まってからが異なります。熱可塑性樹脂は、再び熱を加える事で軟化しますが、熱硬化性樹脂は熱を加えても再び形を変える事がありません。
複合材とは、2つ以上の異なる材料を組み合わせた材料の事で、昨今では、樹脂を母材としてガラス繊維などの材料を含浸させたものを切断しています。弊社の超音波カッターでは、熱可塑性樹脂(PP、PE、ABS、PVC、PET、PTFEなど)、複合材(ボロン、ケブラー、PP-GF20、PBT-GF-30など)の切断を得意とします。
樹脂/複合材の代表的な使用例
- 自動車(内装材、外装材)
- オイルジョッキ
- 電子部品ハウジング
- 土木、建築
- 日用品、雑貨
超音波カッターによる切断例
PP(ポリプロピレン)の切断
超音波カッターによるPPを切断している動画です。
PA6(ナイロン6)の切断
超音波カッターによるPA6を切断している動画です。
複合材の切断
超音波カッターによる複合材を切断している動画です。
樹脂/複合材に対応する製品リスト
発振器
SH-3510
PLC機器との接続が可能になり リニューアル
工場のDX化・IoT化が進む中で各種制御機器との接続が不可欠となり、従来のON/OFFのみのリレー制御だけでなく、新たにPLCとの接続が可能になりました。負荷と振幅のアナログ信号出力を標準搭載し、振動周波数やエラー種別ごとのデジタル信号の追加によって、従来より細かな情報が出力できるようになりました
発振器
SF-3441
PLC機器との接続が可能になり リニューアル
工場のDX化・IoT化が進む中で各種制御機器との接続が不可欠となり、従来のON/OFFのみのリレー制御だけでなく、新たにPLCとの接続が可能になりました。負荷と振幅のアナログ信号出力を標準搭載し、振動周波数やエラー種別ごとのデジタル信号の追加によって、従来より細かな情報が出力できるようになりました
- 機械搭載型
- 手動型
組み合わせ振動子 | 周波数 | 適応素材 | ||
---|---|---|---|---|
SF-8500RR | 22kHz |
※画面を指でスライドすると表組を横にスライドできます。
発振器
SF-3400 II
手動用高出力カッター
きれいなカットで手作業をサポート
超音波出力 220wの強力超音波カッター。工具振動周波数 22kHz(22,000 回 / 秒)、超音波振動での切断抵抗を大幅 に軽減。広範囲な材料を小さな加工圧で、より速くよりきれい にカットすることができます。 切 断 中の負荷を常 時 モニタリング できる機 能を追 加し、さらに安 全に使いやすくなりました。
- 手動型
組み合わせ振動子 | 周波数 | 適応素材 | ||
---|---|---|---|---|
SF-3140 | 20kHz |
※画面を指でスライドすると表組を横にスライドできます。
発振器
SF-0102
CE 対応 汎用性の高い手動式 超音波カッター
ちょうど良い使い勝手を追及した手動式超音波カッターです。
持ち運びに便利な取手や収納台もあり様々な現場でご使用できます。カーボンプリプレグ、樹脂、ゴム、布など幅広い用途に向いています。安全対策として超音波振動中は光と音でお知らせします。CE 規格に対応しています。
- 手動型
組み合わせ振動子 | 周波数 | 適応素材 | ||
---|---|---|---|---|
HP-2200 | 22kHz |
※画面を指でスライドすると表組を横にスライドできます。
発振器
SF-30Ⅱ
超音波高速微小振動の効果が自由自在を実現
工具の振動周波数 40kHz(40,000 回 / 秒)、振幅 30ミクロ ンの高周波超音波カッター。超音波高速微小振動の効果を最 大限に発揮します。小さな加工圧、シャープな切断面、切り粉 なしで各種新素材による複合材からゴム、皮革に至るまで、広範囲な材料を自由自在にカットします。また、負荷表示機能を追加したことで目視による負荷レベルの確認が可能となりました。
- 手動型
組み合わせ振動子 | 周波数 | 適応素材 | ||
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HP-660 | 40kHz |
※画面を指でスライドすると表組を横にスライドできます。