カーボン(プリプレグ・CFRTP・CFRP)
CFRPとは、Carbon Fiber Reinforced Plastics「炭素繊維強化プラスチック」の略で、炭素繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた後、硬化させて成形した複合材です。
鉄に比べ、4分の1の比重と10倍の比強度を持つため、金属の剛性や強度といった長所を保ちながら軽量化でき、航空機や自動車産業など幅広い分野に使われています。工作機械で切削加工されていることが多いですが、弊社の超音波カッターでもカーボンプリプレグ、CFRP(CFRTP)の切断が可能です。
カーボンの代表的な使用例
- 航空機(胴体)
- 自動車(内装材、外装材)
- 自転車(フレーム)
- ロボット(アーム部)
- スポーツ用品(釣り竿、ラケット、ゴルフクラブ)
- エネルギー(水素タンク、風車)
超音波カッターによる切断例
カーボンファイバーの切断
炭素繊維(Carbon fiber)とは、炭素からできている繊維のことです。
刃が炭素繊維に引っかかることなく、一本一本まで切断できます。
カーボンプリプレグの切断
カーボンプリプレグ(Carbon prepreg)とは、炭素繊維に樹脂を含侵したものです。CFRPの中間材料として使用されるもので、航空機や自動車、インフラなど、多岐にわたる用途に採用されています。
硬化前の厚さ12.41mmを垂直方向や斜め方向に容易にカットが可能です。
CFRTPの切断
CFRTP(Carbon Fiber Reinforced Thermo-Plastics)とは、熱硬化性樹脂に代わり、
熱可塑性樹脂を含侵させた後、硬化させて成形した複合材です。
熱可塑性CFRPとも呼ばれています。
厚さ2mmのCFRTPを切断している動画と切断面になります
カーボンに対応する製品リスト
発振器
SH-3510
PLC機器との接続が可能になり リニューアル
工場のDX化・IoT化が進む中で各種制御機器との接続が不可欠となり、従来のON/OFFのみのリレー制御だけでなく、新たにPLCとの接続が可能になりました。負荷と振幅のアナログ信号出力を標準搭載し、振動周波数やエラー種別ごとのデジタル信号の追加によって、従来より細かな情報が出力できるようになりました
発振器
SF-3441
PLC機器との接続が可能になり リニューアル
工場のDX化・IoT化が進む中で各種制御機器との接続が不可欠となり、従来のON/OFFのみのリレー制御だけでなく、新たにPLCとの接続が可能になりました。負荷と振幅のアナログ信号出力を標準搭載し、振動周波数やエラー種別ごとのデジタル信号の追加によって、従来より細かな情報が出力できるようになりました
- 機械搭載型
- 手動型
組み合わせ振動子 | 周波数 | 適応素材 | ||
---|---|---|---|---|
SF-8500RR | 22kHz |
※画面を指でスライドすると表組を横にスライドできます。
発振器
SF-0102
CE 対応 汎用性の高い手動式 超音波カッター
ちょうど良い使い勝手を追及した手動式超音波カッターです。
持ち運びに便利な取手や収納台もあり様々な現場でご使用できます。カーボンプリプレグ、樹脂、ゴム、布など幅広い用途に向いています。安全対策として超音波振動中は光と音でお知らせします。CE 規格に対応しています。
- 手動型
組み合わせ振動子 | 周波数 | 適応素材 | ||
---|---|---|---|---|
HP-2200 | 22kHz |
※画面を指でスライドすると表組を横にスライドできます。